201507/22

ドラム

人気があるドラムスティックの素材

ドラム練習に欠かせないドラムスティック!
今回はドラム練習に欠かせないドラムスティックに焦点を絞ってご紹介します。

ドラムスティック





ドラムスティックというものは、かつては種類が少なくて選ぶのに苦労されたと思いますが、今はあまりにも種類が多すぎてかえって選ぶのが難しいくらいになりましたね。
プロ、マーク、ヴィック・ファース、リーガル、ベーター、プレイウッドなどのスティック専門メーカーのほかに、パール、ヤマハ、TAMA、ラディック、グレッチなどのドラム・メーカーが作るスティックもあり、メーカーだけでもかなりの数に上ります。
これだけのメーカーが、更にまたたくさんの種類を出していますが、どのメーカーにもあるスタンダードなモデルと言えば7A、5A、5Bでしょう。
7Aは軽くて細いのが特徴で、重いスティックに負担を感じる女性や子供が使う場合が多いです。手の小さい人でも握りやすいですが、重さに欠けるため、存在感のある音は出しにくいかもしれません。そんな7Aでずっしりした太い音が出せれば、かなりの腕前と言えるのではないでしょうか!
5A,5Bに関しては、ある程度キャリアのあるドラマーに使われることが多いです。
どちらも50グラムから60グラムくらいの重さがあるので、慣れない人はちょっと重く感じるかもしれませんが、実際の演奏ではヘッドの反発を利用してショットするので、叩き方のコツを得たドラマーに使いやすいスティックと言えますね!

一般的なスティックの素材は、ヒッコリー材です。
水分量が少なくて、しなりがあるので多くのドラマーに好まれています。
中でも「しなり」は結構重要な要素で、これがあるのとないのでは叩いた感触がまるで違ってくるのです。
しなりがあると、叩いた感触がやわらかく、そこから打ち出されるビートに粘りが出てきます。
また、オーク材のようにしなりが少ないスティックは叩いた感触が硬く、リズムの表情も直線的で鋭角的なニュアンスになり、それを好むドラマーも多いです。

ヒッコリー材の次に人気があるのは、ドラムのシェルにもよく使われているメイプル材です。
ヒッコリーよりも軽く明るい音質が特徴で、シンバルを叩いたときの音がきれいだと定評があります。
その反面、太く芯のある音は出しにくく、このスティックで重く太い音を出すにはかなりウエイトがあるものを選ばなければなりません。
よくスティックは自分の手に合ったものを選ぶのがいいと言われますが、なかなか難しいですよね!
はじめのうちはいろんなスティックを試してみるといいでしょう。試行錯誤しなければ何が自分に合っているかなんてわからないものです。

スティックにはそれぞれの部位に名称がついています。
これらを覚えておくと、スティックを選ぶ際や、教本の解読にも役立つと思います!



〇スケール…スティックの全長
大半は400ミリ程度ですが、たった数ミリ違っただけで振った感触も音も大きく変わってきます。ちなみに長ければ長いほどしなやかな粘りのある音になります。

〇グリップ…握り部分の太さ
14ミリ~15ミリを中心に、さまざまな太さのバリエーションがあります。
同じ重さのスティックでもグリップの太いほうが軽く感じます。


〇チップ…スティックの先端部分
チップの形を大別すると、丸、三角、四角、楕円の4種類になり、これを基準に多数のバリエーションがあります。
例えば「ティアドロップ」という型のチップは、三角と楕円の混合タイプといえます。
チップの形は音質に影響します。丸形はどんな角度でも同じ音質が得られるのでビギナー向けでしょう。

〇ネック…もっとも細くなった部分
ネックは細くなればなるほど繊細でしなやかな音になり、太くなるほど硬く力強い音になります。タッチの面でも、細いネックのタッチはやわらかく、太いネックは硬くなります。

〇ショルダー…徐々に細くなる部分
ネック同様、太いほど豪快な音になり、細いほど繊細になります。
ショルダーはスティックのバランスを大きく左右します。ショルダーが細いとスティックの重心はグリップ寄りになり、太いとチップ寄りになります。スティックの重さが同じでも、ショルダーの形状によってバランスも振った感触も大きく違ってくるのです。


リフレクトスタジオでもスティックの販売をしております。
メーカーはTAMA、太さは13と14.5を揃えておりますので、スティックをお忘れの方もご心配なく!
今回はここまでにしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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